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​天間星アケローンのニャン(?)

前聖戦の時代の天間星アケローンの冥闘士。

 

アケローン河の渡し守である。

一風変わったユニークなキャラ

現代のアケローンの冥闘士カロンは敵役ながらどこか憎めない部分もあるユニークなキャラだったが、このニャンもまた中々個性的なキャラのようだ。

 

一人称が「あたい」、長いまつ毛に口紅、頬にはそばかす、後ろに垂らしたおさげ髪という可愛らしい容貌のため、性別が男なのか女のか良く分からない。

 

仮に男だとして、オッサンにも見えれば子供にも見えるという不思議なルックスだ。

 

(ちなみにカロンは38歳)


 

見たところ背丈もかなり小柄のようである。

 

巨漢のオックスとの対比でそう見えるだけのように思えるが、おそらく一般的な背丈であろうオデッセウスと比べてもかなり小さいのが分かる。



 

口調も独特で、語尾に「にゃん」「にゃあ」を用いるのを好むようだ。

 

これのせいで厳密にはキャラ名も今の所不明である。


 

「あたいはアケローンの渡し守ニャンだ」というセリフがあるが、このニャンの部分がコイツの語尾口調なのか、はたまた自身の名乗りなのか判別がつかないからだ。

 

とはいえ他のセリフの「にゃん」は平仮名、このシーンの「ニャン」はカタカナ表記であるため、キャラ名の可能性の方が高そうではある。

 

もっとも考えたところで答えなど出ないので、これに関してはコイツが再登場するか、聖闘士星矢公式サイトにコイツのプロフィールが記載されるのを待つしかない。

アケローンの河岸でオックス、オデッセウスとひと悶着?

作中での出番は今の所10ページだけである。

 

冥界アケローンの河岸で渡し舟に腰掛け、「亡者が来なくてヒマだ」とボヤいているのが初登場シーン。

 

この時点で地上は天変に見舞われ時空の歪みが起こっている状態なのだが、その情報もしっかり冥界に伝わっている様だ。

 

毎度のことだが、冥王軍の情報伝達力の高さは相当なものである。


 

すぐそばには水鏡戦で死亡(正確には仮死状態)した牡牛座のオックスが地に腰を下ろしているのだが、ニャンは渡し賃が無い死人と思っていたようだ。

 

しかしそのオックスが死人ではなく、しかもアテナの聖闘士だとわかった途端、オールでぶっ叩こうとする。

 

もしかしたらカロン同様戦闘時にはオールを主軸に戦うのかもしれない。

 


 

そしてそこへ現世からオデッセウスがオックスを連れ戻すために出現。

 

ニャンとしては自分の受け持つ場で敵軍の相手と思しき者たちと対峙する形となった。

 

ただ当のオデッセウスはニャンに対して特に敵意を見せる様子はなく、むしろ騒がせた詫び賃として金粒を渡して事を収めようとする。

 

ニャンも両の掌から溢れるほどの金粒に驚いたようだ。

 

渡し守という職業柄か、それとも単に高価な物には目が無いのか、この辺りはカロンと通じる部分があるように思える。

 

結局オデッセウスとオックスは特に何事もなく現世へと戻っていった。

 

聖戦真っただ中の状況で敵同士が相対していながらも、どこかほのぼのとした感さえ漂うシーンである。

NDの数少ない新冥闘士キャラ

​はたして今後の再登場はあるのか?

NDは前聖戦の時代の冥王軍のキャラが非常に少ない。

 

実はこの時点で冥王軍108星は30~40人ほど登場しているのだが、その中で名有りキャラは今の所フェルメール、水鏡、ミーヤンくらいであり、その他は有象無象のモブばかりだ。

 

ワーム(キャラ名無し)がカイザーやゴールディ相手に少し頑張った程度で、後の連中は聖闘士相手にまとめてぶっ飛ばされるだけの役割である。


 

そんな状況の中、久方ぶりにニャンが冥闘士側の新キャラとして登場したのだ。

 

前述の通り出番は少ないものの、なかなかユニークなキャラなのは確かである。

 

亡者を舟に乗せて河を渡る時には舟唄のひとつでも口ずさむのだろうか。

 

あんな小柄な体格でも豪快にエディングカレントクラッシャーをぶっ放すのだろうか。

 

などなど、色々と妄想が楽しめるキャラだ。




 

NDの主目的は、沙織たちは星矢の命を救う事、天馬はアローンを取り戻す事なので、物語が冥界にまでなだれ込むかは今の所予想がつかない。

 

ニャンの再登場があるかどうかもわからない。

 

だがせっかくの個性的なキャラなので、何らかの形で二度目の顔見せを果たして欲しいところである​

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