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​ブラックドラゴン

暗黒四天王(ブラックフォー)のひとり。

富士の洞窟で紫龍と対戦する。

桁外れの強さで紫龍を圧倒

ハッキリ言ってコイツは強い。強すぎる。

暗黒聖闘士の中でも最強の呼び声が高い。

 

その戦闘力も強大で、紫龍のパンチを食らってもノーダメージ、紫龍がついてゆけぬほどのスピード、そして指一本で相手を吹き飛ばすパワーと、攻・防・速すべての面で紫龍を圧倒した。

もっともこの時の紫龍は聖衣修復のために自身の血を大量に失っていたため、ベストコンディションにはほど遠いのであるが、それを差し引いてもブラックドラゴンの強さは桁外れである。

 

紫龍が聖衣を脱ぎ捨て、文字通り命を投げ出して放った昇龍覇にも耐えきるという反則級のタフネスをも見せる。

 

更にこのブラックドラゴンは作中で必殺技を何一つとして放っていない。

通常攻撃だけで紫龍を圧倒するのだから凄まじいにも程がある。

紫龍も「今まで戦った中で最強の敵」と評している。

 

ちなみに左手の盾が本家龍星座の盾同様に最高の硬度を持つのかは不明。

そもそもコイツが盾で防御するシーンが無い。

だが最後の昇龍覇のシーンではしっかり半壊している。

非情な戦士が最期に見せたのは…

ここまで桁外れの強さを誇るブラックドラゴンだが、その強さの源は非常なまでの精神だろう。

この男には盲目の兄(伏龍)がいて、紫龍戦の序盤では暗闇に同化しつつ兄のサポートを受けながら背戦局を有利に運んだ。

 

伏兵の存在に気づいた紫龍によって兄は倒されたが、血を分けた兄弟でありながらも兄の死に何ら感情を動かすことはなかった。

ブラックドラゴンは「この地上に信じられるものは何もない」という非情にして強固な信念を持つ。

 

それが作中で見せたような圧倒的な強さに繋がっているのかもしれない。

しかしそんなブラックドラゴンも友情のために戦う紫龍の心意気には胸を打たれたようで、昇龍覇を撃って余力も無い紫龍に血止めの急所真央点を突いてその命を救っている。

非情な暗黒聖闘士でありながらも、最後の最後で彼の心に何かを信じる心が芽生えたのだ。

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