
ブラックアンドロメダ
暗黒四天王(ブラックフォー)のひとり。
黒く彩られたネビュラチェーンを使いこなす。
一方的に瞬をいたぶるが…
富士の洞窟で瞬と戦う。
正確には戦いというより一方的ななぶり殺しである。
瞬はブラックペガサスの黒死拳を受けた瀕死の星矢を救うのに精一杯で、とてもブラックアンドロメダを相手にする余裕など無かったからだ。
「青銅の鎖が勝つか、暗黒の鎖が勝つか」と啖呵を切ったものの、ブラックアンドロメダのやった事と言えば、反撃もままならない瞬めがけて鎖で攻撃しただけである。
とは言え、この攻撃で瞬の聖衣を破損させているので攻撃力は侮れないものがある。
蛇に変化する漆黒の鎖
必殺の暗黒流牙星雲(ブラックファングネビュラ)は瞬のネビュラチェーンとは様相がまるで異なる技である。
鎖が蛇に変化して相手の生命力を吸い尽くすまで離れないという、拘束&エナジードレインのダブルパンチだ。
鎖の打撃力で相手を弱らせ、さらにトドメと言わんばかりに蛇が生命力を吸い尽くす…。
おそらくこれがブラックアンドロメダの戦い方なのだろう。
瞬の鎖は攻防のバランスに優れ、索敵などの特殊能力を持つが、ブラックアンドロメダの鎖もそれと同じ効果を持っているかは不明である。
むしろ瞬との戦いを見るかぎりでは攻撃面に特化している印象だ。
その瞬との戦いだが、ブラックアンドロメダはあっさりと逆転を許し敗北してしまう。
星矢が自らネビュラ鎖を断ち切って地の底に落ちたため、怒りで本気になった瞬はブラックアンドロメダを一蹴した。
ブラックファングネビュラを振りほどかれ、ネビュラチェーンの一撃でブラックアンドロメダは敗れ去ったのだ。
星矢曰く、「お前(瞬)だけならあんな奴は敵じゃない」とのこと。
ブラックアンドロメダも弱いわけではないのだろうが、瞬の真の力は登場初期から青銅聖闘士のレベルを大きく超えているため、この敗北は必然であろう。