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​天角星ゴーレムのロック

天角星ゴーレムの冥闘士で冥界第三獄の番人。

 

ご存知の通り、冥界は八つの獄からなるため、その一つを任されるロックは中間管理職といった所だろうか。

ちなみに第三獄は辺り一面岩場で、現世でケチや贅沢の罪を犯した者が落とされる場所らしい。

得意技は岩石

冥界のひとつのエリアを担当する実力者かと思いきや、すでに登場したカロン、ルネ、ファラオらに比べると格落ち感が激しいキャラである。

巨体のブサメンで、単細胞な木偶の坊が発しそうなドスドスという足音を響かせているあたり、そう思われても仕方ない。


 

必殺技は無数の岩を放つローリングボンバーストーンだが、空を裂き地を割るキャラが数多いるバトル漫画で岩石がどれほど有効なのかは甚だ疑問だ。

そもそもこの技は第三獄でしか使えないのではないかという謎も残る。

 

ジュデッカを目指して第三獄を走り抜けようとするカノン、紫龍、氷河の三人に落石トラップを仕掛けるも、あっさりかわされてしまう。

ロックはそれにも気づかず罠が成功したとぬか喜びする愚鈍ぶりである。

 

落石トラップを難なくかわした聖闘士3人はロックには目もくれず第三獄を駆け抜けようとする。

先を急ぐ彼らにすればザコ相手のバトルなど面倒なだけである。

エリアの番人であるにもかかわらず相手にもされないロックは惨めだ。

 

獄の突破は許さんとばかりに追撃のローリングボンバーストーンを撃つが、面倒とばかりに振り返った紫龍の昇龍覇を食らって自身が放った無数の岩の下敷きになってしまった。

 

ロックはこれまでに登場した冥闘士に比べるとその強さは一段も二弾も落ちる。

有能なのか単なる雑魚キャラなのか

ラダマンティスのセリフにもあるが、冥界は無力な死人を管理する場であるため敵に備える結界は敷かれていない。

言いかえれば各獄の番人は必ずしも戦闘能力に秀でた冥闘士を任命する必要は無いのだろう。

 

舟守のカロン、裁判官のルネはいわゆる専門職であるため替えは効かないが、それ以外の獄の担当は誰でも良いのだろうか。

 

それともロックは戦闘スキルよりも管理能力に秀でた文官タイプなのだろうか。

岩を操るキャラであるため、岩場の第三獄が適任であるとパンドラあたりに任命されたのかもしれない。

 

しかしその先の第四獄は冥闘士の猛者フレギアスが番人なので、冥王軍全体の中でのロックの地位はますますわからない。

 

さらに同じく番人のトロルのイワンがいるため、第三獄は二人管理体制を敷いていることになる。

 

ロックはひとつのエリアを任されるほどの有能なキャラなのか、誰でも務まる閑職に従事するしがないキャラなのか、真相は不明のままである。

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