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ブラックスワン

暗黒四天王(ブラックフォー)のひとり。

凍気の使い手であり、同じく凍気を得意とする氷河と二度にわたって戦った。

暗黒の凍気の威力は?

必殺の黒吹雪(ブラックブリザード)は炎さえも凍らせるとブラックスワン本人が語っている。

しかも、ただ相手を凍てつかせるだけでなく、拳とともに放たれた黒い雪の結晶が相手の体を取り込むという、よくわからない効果もあるようだ。

 

瞬のネビュラチェーンを凍り付かせて無効化させるシーンがあるが、この時の瞬は鎖以外は生身である。

ブラックスワンの凍気が高威力と見るか、聖衣非装着の瞬の戦闘力が低いと見るか……。

いずれにせよ、暗黒四天王の必殺拳は青銅のそれと酷似しているが、ブラックペガサスの黒死拳やブラックアンドロメダの鎖などを見ても分かる通り、拳の威力に加えて独特の特殊能力も付加されている。

​その点を鑑みても、ブラックスワンの黒吹雪も本来は恐ろしいものであるのだろう。

氷河との二度の対決

氷河との対決は、やはり真の白鳥星座である氷河に軍配が上がる。

ブラックブリザードは氷河の薄皮一枚を凍り付かせたに過ぎず、逆に反撃のダイヤモンドダストを許してしまう。

直撃こそ免れたものの片足を凍らされてしまったため、実質この時点で勝負ありだろう。

だがブラックスワンもこの時にダイヤモンドダストをかわしつつ攻撃を繰り出し、氷河の片腕を痺れさせている点は流石である。

他の暗黒四天王がやって来たため、氷河との戦いは富士の洞窟に持ち越す形となった。

氷河との二度目の戦いはハッキリ言って完敗である。

必殺のブラックブリザードは全く通じず、カリツォーで動きを封じられ、さらにはキグナス最大の拳ホーロドニースメルチを食らって敗北した。

 

本来なら永久に氷柱となるところを、氷河の情けによって右手だけは凍らされずに済んだが、ブラックスワンは自身の脱出よりも氷河の奥義の詳細を伝えるべく右目をくり抜いて一輝のもとにテレポートさせた。

一輝への忠誠心は相当高いと思われる。

氷河のカリツォーで身動きできなくなった時にも降参よりは死を選ぶと言い放つなど、暗黒聖闘士とはいえ戦士としての誇りは持ち合わせているのだろう。

 

そもそも氷河の実力は青銅聖闘士の枠組みを超え、白銀聖闘士をも余裕で倒せるほどである。

それを鑑みれば一応は氷河を苦戦させているので、ブラックスワンは善戦した方なのかもしれない

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