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ケンタウルス星座のバベル
聖域の掟に背いて私闘(銀河戦争)を演じた星矢たち青銅聖闘士たちを抹殺すべく、日本にやってきた白銀聖闘士のひとり。
作中に登場するキャラの中でも数少ない炎の拳の使い手である。
炎対氷!
しかし相手が悪かった
空気との摩擦でいとも簡単に炎を生み出し、無数の火球を放って攻撃する。
必殺技は「炎の渦」を意味するフォーティアルフィフトゥラ。
拳から放たれた螺旋状の炎の帯があいての体を包み込み、一瞬のうちに灰にするという恐ろしい技である。
しかし相手が悪かった。
バベルの対戦相手である氷河は味方の中でも強キャラとして描かれていた時期である。
足並みを揃えて行動する星矢、紫龍、瞬とは一歩距離を置き、独自のスタンスで動く半一匹狼的キャラの頃だ。
当然この手のキャラは相応の実力も持ち合わせているため、本来ならば格上の強敵であるバベルすらも氷河の相手にはならなかった。
バベル自慢の炎も氷河の凍気の前に封じられ、最後はキグナス最大の拳ホーロドニースメルチを食らって敗れ去った。
青銅対白銀という構図自体は先の星矢対ミスティ戦と一緒だが、内容は青銅聖闘士の氷河の圧勝に近い。
格上の白銀聖闘士に死闘の末勝利したという感じはなく、むしろ氷河には余裕すら見えるほどである。
このためか、バベルは日本にやって来た抹殺4人組の中ではどうしてもワンランク落ちる印象が拭えない。
白銀の格上感が描写されていないせいだろうか。
余談だが、バベルが凍気の使い手である氷河と対戦したため、炎対氷という珍しいバトル展開となった。
フォーティアルフィフトゥラとホーロドニースメルチという舌を噛みそうな技名が互いに披露された点においても、この一戦は珍しいバトルと言えるかもしれない
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