
仔獅子星座の蛮
ライオネットの青銅聖闘士。
城戸光政の100人の子の1人。
作中での立ち位置は邪武や市たちと同じく青銅2軍。
そしておそらく2軍メンバーの中では最も出番が少ないが、作中で蛮が口にしたあるセリフのおかげでネタキャラとして読者に認知はされている模様。
青銅最弱か?
銀河戦争で邪武に完敗
蛮も他の青銅聖闘士と同じく銀河戦争の参加者の1人だが、戦闘シーンはわずかひとコマである。
対戦相手の邪武にあっさり2ポイント先取され、聖衣を粉々に粉砕されて白目KO負けを喫した事しかわからないのだ。
見たところ邪武は手傷を負っていない様なので、一方的な試合展開だったと思われる。
このため、後の再登場まで戦闘スタイルが一切不明であった。
この邪武と蛮の試合は銀河戦争の中で唯一の青銅2軍どうしの組み合わせである。
ともに脇役どうしであるが、両者の実力差には相当の開きがあるのだろう。
蛮は今のところ青銅最弱候補である。
よく分からない必殺技
ライオネットボンバー
聖域編中盤に他の2軍メンバーと共に再登場し、雑兵たちを蹴散らしている。
その際にライオネットボンバーという必殺技を作中初披露した。
だがこの技は何がボンバーなのか全く分からない。
蛮のコマが他のメンバーよりも小さいために技の概要が全く伝わってこないのだ。
体当たりをしているようにも見えれば、全身を大の字に広げてドラゴンボールでいう爆発波を放っているようにも見える。
一応背景はボンバーしているので「イメージで察してください」という事なのだろうか。
(ちなみに設定では体当たり攻撃のようだが・・・)
やった初ゼリフ!
さらにこのコマには小さな吹き出しで「やった初ゼリフ!」と書かれているのだが、これが影薄キャラである蛮にネタ要素を与えるキッカケになった。
これが無ければ蛮は有象無象の1人で終わっただろう。
このセリフ以外に蛮が喋るシーンはほとんど無い。
他の仲間たちと叫ぶシーンはあるものの、蛮単独のセリフはほぼ無いのだ。
しいて言えば、銀河戦争で星矢が檄を倒した後に、観戦していた他の聖闘士たちが心の声らしきセリフを述べるシーンがあるが、蛮と思しきセリフは下記の通りである。
「あいつ(星矢)が決勝進出の一つの障害になることは確かだ」
そう、蛮は決勝まで勝ち進む気満々なのだ。
(この3ページほど後には邪武にあっさり敗れることになるのだが・・・)
蛮はとにかく出番に恵まれないキャラである。
だが出番が無いからこそ前述の「やった初ゼリフ!」が生きてくるのだ。
影の薄さ、出番の少なさを逆手に取った蛮はある意味では勝ち組なのかもしれない。